園だより10月号 巻頭言
<主 題>
 5・4歳児”交わって楽しんで” 3歳児”やってみよう”
 2歳児”やったぁ”
<聖 句>
2026年度 年主題聖句
 年主題聖句 「主があなたと共におられる。」
            (ルカによる福音書1章28節)
 10月の聖句
  「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」
              (ローマの信徒への手紙12章15節)

 暑い夏、皆に沢山の喜びを与えてくれたプールが無くなり、気候も少し変わり、朝晩に涼しさを感じられるようになってきた園庭で、運動会の取り組みが始まりました。“めぐみ”の運動会は、勝ち負けを競い合うだけの運動会でなく、様々な場面で心や思いを一つにしていくことが大切とされています。様々な異なりの中にある子どもたちが、同じ空間で喜びを共にすることができればといつも願い、祈り続けています。そのことを子どもたちと共にするために、神様から大切な聖書の言葉が与えられています。その一つが先月の聖句“見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください。”であり、困難を乗り越えた羊飼いの喜びを共有することの大切さを伝える聖句でした。続いて今月に与えられた聖句は、“喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。”であり、喜びもですが悲しみも共にすることのできる存在として歩むことが求められています。今“めぐみ”には1歳から6歳までの子どもたちが集い、年齢・性別・国籍・家庭環境・健康状態、さらには育ちも、体の大きさも、知恵も、力も、保育時間も色々です。そんな様々な異なりを持つ子どもたち、異なる環境の子どもたちが、他を思いやることがなくては、一つの集団となることはできません。自分勝手なことばかりしていては、思いや心を一つに、相手を思いやることなど到底できないのです。そんな中で神様が求めておられるのは、目の前にいる存在をありのまま受け入れて、その思いを共にすることです。自分の様々な事を他者に押し付け、強要するのではなく、他者と共に歩むことを目指すのです。愛のある世界として、人と人とが助け合い、補い合い、励まし合い、分かち合うことで豊かな喜び溢れる世界が創られるのです。

 皆さんは、どんなシルバーウィークを過ごされましたか。我が家は、娘たちが計画してくれた北海道への旅を経験しました。当初は、私たち夫婦と娘2人の4人での北海道旅行のつもりでしたが、名古屋に住む息子たち家族(3人)も合流しての旅となりました。1日目は、エスコンフィールドでの野球観戦(ファイターズ対オリックス)で、2日目は札幌・小樽観光でした。私たちの観戦チケット・航空券・宿泊所の全てを娘たちが準備してくれました。この旅は、今年のゴールデンウィークに私が入院して手術を行った為、みんな何処にも出掛けず、病院通いとなったので、私が元気になった時にと計画を立ててくれたものです。遠い北海道の地で家族の温かさを感じる時となりました。実はエスコンでのファイターズの試合が見たいと熱望していた娘たちでしたので、積極的に計画をしてくれたのです。この旅で私たち家族は、色んな経験をさせてもらいました。二日目の札幌での宿泊場所はおしゃれなレジデンスホテルだったのですが、最近できたばかりの目立つ大きなホテルではないので、探すのに苦労しました。きっと娘たちは札幌駅からスマートフォンを見ながら暗がりの中を歩き、初めて訪れた土地で、見つかるのかどうか不安を感じていたのではないでしょうか。それゆえに、見つかった時には、みんなで辿り着いたことを喜び合い、“ほっ”として安らぎの時が与えられました。ここで私たち家族が味わった不安と喜びを共感する事が、9月・10月の聖句の現すところではないかと思わされました。家族の繋がりや連帯感が喜び、悲しみを共有する存在となりました。“めぐみ”の子どもたちも、これから迎える運動会の取り組みの中で様々な不安や喜びを味わってほしいと思いました。個性豊かな子どもたちが、互いを認め合い、しっかりと互いが繋がり、喜びも悲しみも共にできる群れとなることを願っています。

 ここで、先月に続き悲しいお知らせをしなくてはいけません。ウーパールーパーの“るーぱー”が夏休みに天国へ旅立った後、一匹になった“うーぱー”を大切に育ててきましたが、残念ながら、二学期始まってすぐの日曜日の朝に、天国へと旅立ちました。一匹では寂しくなったからでしょうか。理由は分かりません。前日の土曜日の夕方は元気にしていましたが、翌日の9月6日(日)の朝に神様のところへと行ってしまいました。神様のなさることは、私たちに量り知ることができません。本当に命ある者を育てることの難しさを痛感させられています。今まで子どもたちを喜ばせてくれていた命に感謝し、皆様とも悲しみを共有できれば幸いです。今神様から与えられているすべての命を大切に貴び歩みましょう。
< 園 長 >  
年長組
年中組
年少組
もも組れんげ組・未就園
著作・製作 学校法人星陵学園 星陵台めぐみ幼稚園
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