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園だより9月号 巻頭言 <主 題> 5・4歳児”気持ちいい” 3・2歳児”おもしろそう” <聖 句> 年主題聖句 「わたしはあなたと共にいる。」 (イザヤ書43章5節) 9月の聖句 「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」 (詩編 23編1節) |
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みなさんは、子どもたちとの夏休みを有意義に過ごすことが出来ましたか?今年の夏は、とても厳しい暑さや、突然の激しい大雨等、自然環境に悩まされつつの日々だったかも知れませんね。私は、娘2人と連れ合いの実家である島根に3日間行って過ごし、その後神戸に帰ってからは、名古屋に住む息子家族を迎えて一緒に過ごしました。なかなか普段ではゆっくりと作れない家族と関わる時間は、とても大切であることを実感しています。ご飯を一緒に食べるという、些細な関わりではありますが、顔を合わせ、ゆっくりと色々な事を話すことは大事なことです。孫ともなかなか会えませんが、会う度に成長している姿を見ることができて嬉しいです。家族や大切な人との関わりは、可能な時にしっかりとしておかないと、後で後悔することになってしまいます。実は、今年の7月15日(火)に、私は京都に住む母を天国へと送り出しました。幼稚園の年長組1泊キャンプの2日前の事でした。母は、亡き父と共に神から遣わされた京都の教会(保育園)に居住していました。そこでは共に教会・保育園の働きをしている兄たち夫婦が側で過ごしてきました。兄も私も、お互いに休みの取りにくい状況の中で過ごしているため、訳あって亡くなった日には、私が母を京都の病院から神戸に連れて帰り、キャンプ前日に神戸で火葬を終えました。そして、その後葬儀は、21日(月・祝)京都の保育園が休みの日に、教会と保育園の方々と行いました。母は、5月1日(木)に88歳の誕生日を迎えましたが、その後転倒することが多くなり、怪我をしたり、思うように足が動かなくなり、大きな病院で検査をすることになり入院しました。今まで大きな病気や怪我をする事なく、入院したこともなかった母に突然訪れた出来事でした。その後に検査をする中で、脳梗塞が見つかり、転倒による脊椎の損傷も分かり、更には胆嚢に癌の疑いがあることも分かり、他の臓器への転移も疑われるものでした。私たち家族は、思わぬ出来事に驚きと戸惑いの日々を過ごしました。年齢的・体力的なことで大きな手術が行えない中、病状は悪化し、緩和ケア病棟に移り、丁度2ケ月で天に召されました。私たち家族は、少しでも時間を作り京都へ行き、母との時間を大切に過ごしました。そんな関わりの中で、私たちの今まで知らなかった母のことを知る機会ともなりました。私たち家族にとっては、とても貴重で凝縮された時間を過ごさせてもらいました。こんなにゆっくりと母と過ごしたことはなかったということを実感し、もっと前から時間を作っておけば良かったと痛感させられました。 私たちにとって、親子関係はかけがえのない大切なものです。とくに子どもが小さければ小さいほど、その関わりは大切で貴重です。そして、子どもたちの将来にも大きな影響を与えます。今、幼稚園生活をしている子どもたちに大切なこの時を逃さないように、今月も『育てたように 子は育つ』の本から、相田さんの言葉(詩)と佐々木さんの解説(推敲)を紹介させていただきます。 “そのままで いいがな”(相田みつを) “これこそ、子どもへの最高の愛情表現である。すなわち無条件の承認である。条件をつけない愛情である。こういう愛情が与えられれば、子どもは必ず生まれもったものを豊かに開花する。しかし私たちは、たいてい、条件つきでない愛情を与えることができない。これができればほめてあげる、あれができれば喜んであげる、これができないから腹が立つと言った具合である。そして、その条件が大きければ大きいほど、子どもは相手に対する不信感を大きくして、自分への劣等感も大きくしていく。 「こういうことができるに越したことはないが、できなくたっていいんだよ」とか「そういうことができればいいけど、いつからそれができるようになるかは、自分できめて努力すればいいんだ。いつまでも待っていてやるから。できなくたって、いいんだよ」、せめてこれくらいのメッセージにしておいてやりたいものだと思う。”(佐々木正美) 子どもたちの今が、豊かな日々となり、将来豊かに開花しますように。 |
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< 園 長 > |
年長組 | 9月もまだまだプールをたのしもう!! |
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年中組 | |
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年少組 | |
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