園だより11月号 巻頭言 <主 題> 5・4・3歳児”感謝しつつ” 2歳児”どれにしようかな” <聖 句> 「成長させてくださったのは神です。」 (コリントの信徒への手紙一 3章6節) 写真:秋の雲かな? |
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子どもたちは、今、神様の沢山の恵みに満たされて、様々な成長する機会が与えられ、心も体も大きくなっています。10月ひと月の中だけでも、子どもたちは体をいっぱい動かし、色々なことを考え、心を動かし過ごしてきました。10月は、子どもたちが楽しみにしていた運動会が雨で延期になったことから始まりました。その後も天候に悩まされ続けて、子どもたちは行える日を待ち望み必死で神様に祈りました。そして迎えた予備日は、小雨での登園となりましたが、その後雨も上がり、園庭状況も良く、天候にも恵まれ予定していた全競技を行うことが出来ました。それに加えて、その日参加出来なかった仲間のために予定したみんなの運動会の日も天候に恵まれて喜びに満たされて行うことが出来ました。様々な家庭の事情で、運動会当日に来ることが出来なくなってしまった方々には、残念なこととなってしまいましたが、子どもたちにとって運動会は、とても意味ある一日として与えられたと感謝しています。その後、いつもと違う幼稚園の一日となっためぐみの会主催の“秋のめぐみ祭り”は、多くのお客さんを迎えて行われ、キッチンカー(クレープ)まで登場し、子どもたちも一杯楽しみ、特別な時となりました。色々な事を計画し実行してくださっためぐみの会の行事係と役員の方々に心より感謝しています。さらに子どもたちは、各学年の成長に合わせて自然の中に遠足として出掛け、色々な経験をしました。 子どもたちが嬉しい日々を積み重ねているうちに、いつの間にか季節は移り変わり、実りの秋を迎えています。そして、子どもたちは、新しいひと月を与えられ歩み出します。これから過ごす日々の歩みの中で、子どもたちが更に心と体を一杯使って、五感を働かせ、豊かな成長の時としてくれることを願っています。私たちの周りには、神様の与えてくださっている沢山の恵みが満ちています。その一つひとつに気づいてほしいと思います。 今年78歳でこの世の歩みを終え、天に召された星野富弘さんは、数多くの花の詩画集を通して、悲しみや困難の中にある多くの人を励まし、勇気づけ、希望や生きる力を与えてくださいました。星野さんは、中学校の体育教師として歩み始めてしばらくして、部活動の模範演技中にあやまって頭からマットに落ち、半年間、生死の境をさまよいながらも一命をとりとめましたが、頚髄損傷により首から下が動かない重い障害を負いました。そんな絶望の中にあった時、聖書と出会い、神様の愛を知り、救いを見いだし歩み出し、数多く寄せられていたお見舞いの手紙にお礼を書くために筆を口にくわえて文字を書き始め、その後手紙に花の絵もそえられるようになりました。そして、その後ひとつの作品として画用紙に描かれるようになり、「詩画」と呼ばれる絵画作品が生まれました。星野さんの作品には、命の尊さやかけがえのなさ、自然への賛美や愛への信頼や神への信仰が記されています。そのことが人の心を動かしてきたのです。自然豊かな秋を迎えている今、私たちに大切なことを伝えてくれる言葉が最新の詩画集として発行された『ただ一つのものを持って』(星野富弘著)の中に記されていましたので、紹介させていただきます。 ―花をみていると― 花を見ていると、その色、その形の美しさに驚かされることばかりだった。 花には一つとして余分なものがなく、足らないものもないような気がした ちょうど良いところに花がつき、ほどよいところに葉があり、 葉と花に似合った太さの茎があった。 葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、 一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった。 私は絵に関しての知識はないけれど、この自然の花をそのまま写してゆけば、 良い絵が描けると思った。 子どもたちが“成長させてくださったのは神です。”と気づくことを祈ります。 |
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< 園 長 > |
年長組 |
思いきり身体を動かしてリズムあそびにとりくみました。”スキップキップ”では、友だちと顔を見合わせてにこっ! 砂場では大きな山を、園庭では縄跳びの技に磨きをかけます。 |
年中組 | 初めての縄あそび 鬼ごっこや電車ごっこ。走り飛びは回してポン!から徐々に連続して出来るようになってきました。 |
年少組 | さつまいものくきも食べる準備です。指先を一生懸命動かして薄皮をむいています。 |
もも組 | 今年収穫した沢山のお芋を見てびっくり!”ぼくたちも早く掘りたいな~” |
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