園だより5月号 巻頭言 <主 題>見つけたよ <聖 句> 「天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。」 (ヨブ記41章3節) 写真:今年もめぐみ農園が始まりました。。 |
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新年度を迎えて、新しい歩みを始めた幼稚園では、日々賑やかな子どもたちの声があちらこちらで響き渡っています。泣き声、笑い声、叫び声、色んな声が聞こえてきます。子どもたちは、それぞれが新しい環境の中で、様々な思いを持ちながら、頑張って過ごしています。毎日幼稚園に来ることで、いつの間にか、自分の楽しみや自分なりの居場所を見つけて、喜びや楽しみに満たされていくと信じています。子ども一人ひとりは異なる存在であり、様々な違いを持っていますので、焦る事なく、みんなが幼稚園での日々の生活を笑顔で過ごせるようになることを祈っています。今は、何かが出来る、出来ないではなく、子どもたちが、「幼稚園って楽しいところ」、「嬉しいことがいっぱいあるところ」と思えるようになることを願っています。ですから、家族の方々にも、まず、幼稚園が好きになるように見守っていただきたいと思います。 保育を必要とする2号認定の子どもたちは、もうすでに給食が始まっていましたが、幼稚園全体ではいよいよ、 今週より弁当や給食が始まり、 一日保育となります。 今までは、 幼稚園生活に慣れることを中心にしてきましたが、 一日保育となると色んな取り組みが出来ます。遊ぶ時間も増えるし、 何かに集中して取り組む時間も増えます。 子どもにとって負担にならない程度に、楽しみ、喜びつつ様々な時間が過ごせればと願っています。 しかし、残念なことに、やっと慣れて笑顔になったと思うとすぐに大型連休に入ってしまい、子どもたちがしばらくお家で過ごす事により、お家が恋しくなり、来るのを拒む子どもたちもいることとは思いますが、元気に連休明けに来てくれることを願っています。 “めぐみ”での生活は、何事も楽しむことが大切です。雨の日も晴れの日も風の日も雪の日も色んな楽しみ方があります。わたしたちの思いや考えや感覚からすると、あまり好ましくない天気、 天候だとしても、神様が与えてくださっている大切な一日として受け止める時、喜び、感謝することが与えられ、 無駄にする事なく過ごせます。まず、子どもたちとの礼拝でわたしが話をするのは、聖書の一番初めに記されている天地創造の物語です。そこには、神様が様々なものを順番に創造されたことが記されています。そして、すべてを創造された最後に、「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」と語り、「神は御自身にかたどって人を創造された。」のです。さらに、人も一人ではなく、二人造られました。そこには「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」と記されています。そして、「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。」とあります。本来、神様の思いによってすべてが創造されたのであるならば、極めて良いであるはずなのです。しかし、今、実際にわたしたちが生かされている世界は、そう思えないものになっています。それは、神様の創造された思いから人が遠く離れてしまったからです。せっかく神様が、より良い世界として、異なる存在として人を世に与えてくださり、しかもすべてを治めるべき責任を与えてくださったのに、神様の意志に従うのではなく、自分たちの思いによって、様々なものを支配してしまいました。神様が“天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。”と語られる神様の思いをしっかり受けつつ、“めぐみ”は、より良い世界を目指して、子どもたちとの歩みを行います。それは、わたしたちの思いや願いを子どもたちに押し付けるのではなく、子どもたちが神様から与えられている賜物を宝として受け入れ、共に歩むことを大切にしていきます。子どもたちの発する何げない言葉や、思わぬ行動の中にある大切なものに心を向けて行きます。なぜなら、それは、わたしたちに沢山の気づきを与えてくれるからです。神様は、世に遣わされた大切な独り子イエスを通して、互いに愛し合うことの大切さを伝え続けてくださいました。特に、もっとも小さい人を大切にすることを教えています。わたしは、今後も“めぐみ”での生活において、神様からの大切なメッセージを受け止め続けたいと思います。今年度より新しく始まった“幼稚園型認定こども園星陵台めぐみ幼稚園”の歩みが神様に喜ばれるものであることを祈ります。 |
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< 園 長 > |
めぐみ農園、ピーマンは小さな実がつき、年中さんが観察しています。ミニトマトとミディートマトは、どうな違いがあるのかな?実が出来るのが楽しみです。 | |
年長組 | 年長さん春の遠足は、年中さんと年少さんに見送りされて、幼稚園から徒歩で苔谷公園へ。 公園で長縄跳びを使って遊んだり、いっぱい走りました。帰り道も徒歩で帰園しました。。 |
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